先日、根元の太さ25センチほどの庭木を伐採しました。
素人仕事なので注意してやったつもりですが、事故りましてムチウチです。
高さ5メートルくらいはあったので、梯子をかけての作業になりました。
上から少しずつ切り落としていけば良かったのですが、梯子を伸ばすとさすがに高所から落下した場合に大怪我になるのが怖く、まず半分くらいから上部を切り倒すことにしました。
半分くらいのところで上部の幹が3本に分かれていまして、いずれも5センチ以上あります。
転倒防止のため梯子をロープで木の3箇所に固定して、幹を1本ずつ切り倒していきます。切り倒す幹には倒す方向にロープを強めに張っておきます。
1本目、いつも使っている折りたたみノコギリで皮1枚残して切り目を入れ、手で押し倒すことができました。
2本目も同様にやったのですが、手で押しても倒れません、2本目と3本目の幹や枝が絡み合っているのです。
ここで落ち着いて一度梯子を降りて下から眺めて作業方法を考え直せば良かったのですが、そのまま切り目を深く入れてしまったのです。(絡み合った箇所を切り離すなどの方法がありました。)
木の皮が弾けるように裂けて、幹が横倒しでなく垂直に落下、太めの枝が頭部を直撃してしまいました。当たった枝は裂けています。
幸い、危険仕事なので、サイクリング用ヘルメットをしていましたので、外傷は免れましたが、幹の重さに落下速度が加わってかなりの衝撃を受け、1週間以上たった今も、ムチウチの痛みが残っております。
上部を切り倒した後は、刃渡り30センチの枝挽きノコギリに替え、30センチくらいずつに切り分けて、伐採を完了することはできましたが、事故ってしまったのでグッドジョブとは言えません。
今後、これだけ太い木の伐採をすることはないでしょうが、「迷った時は一息入れて考える。」を危険作業時の格言にしようと思います。
皆様も木の伐採にはご注意ください。
なお、太い幹や枝を切る時は枝挽きノコギリが良い仕事をしてくれます。折りたたみノコギリでは途中から引っ掛かって動かなくなるところが、この長いが細身で鋭い切れ味で持ち手の角度の良いノコギリは太い幹でも引っかかることなくスイスイと切り切ることができました。(10年以上前に柿の木の伐採時に買ったものとは思えない切れ味でした。油を塗って大事にしまいました。)