都立公園の風通しの良い日陰で、久しぶりのブログ「酷暑散歩記行 1」の下書きを起こした。
家の中では暑さとの我慢比べが先になって、とてもブログどころではないが、心地よい風に気力が続く。
ゆっくり見直してからアップと思い、図書館に向かう。プレビューと校正を何度か繰り返した後、公開のボタンをクリックした。
それではと、図書館の蔵書の背表紙閲覧を始める。
中は読まない。背表紙を見て妄想するだけ。
それに興味のある経済と数学の辺りだけを漁る。
スティグリッツの経済学・「見えざる手」など存在しない(薮下史郎著/東洋経済新報社)が目に入る。
経済は放って置けば神の見えざる手で均衡点に落ち着くとか言うが、トリクルダウンを期待して騙されたからなとうなずいてしまう。私的には「トリクルダウンなど存在しない」だ。
次は、[新訳]哲学の貧困(カール・マルクス著/的場昭弘編・訳・著)
マルクスは哲学も考えていたのか。資本論の理解・適用には哲学的に貧困であってはいけないということかな。資本家による搾取に打ち勝つ労働者による独裁というが、労働者を忘れた共産党員による搾取になっていませんか?
次は、隣の政治の棚、プーチン・外交的考察(木村汎著/藤原書店)
とにかく分厚い本である。プーチンがそれだけ理解し難い存在ということなのだろう。
次は、経済に戻って、まんがDE経済数学(西村和雄著・まんがおやまだ祥子/日本評論社)
これは私の興味の延長線上。ミクロ経済の理解には数学が欠かせないだろうから、読むかも。
次は、数学を使わない数学の講義(小室直樹著/ワック)
表題が面白い。サルにもわかるの新手の表現法かな?
2時になっていた。図書館でのブログの校正と背表紙閲覧に思わず時間を掛けていた。
まだ暑いが、遅めの昼食を食べに戻ろう。