2021-01-01から1年間の記事一覧
食べる対象をランクアップしていくのではなく、食べる主体の食欲を研ぎ澄ますことで真の美食の世界に入れる。 それには、旨い物を追い続けることで錆びた舌や鼻を還元反応できれいにするだけで良い。 自分はほぼ何を食べても旨い。食前には何時でも、できる…
公園でベンチに腰掛けて眺めている。 小さな子供たちがすべり台で遊んでいる。 階段や梯子を登って最上部へそこから一気に滑り降りる。また登っては滑り降りる。これを繰り返す。 自分もかつてそうだったなあと思います。 楽しくてしかたなかった。 ブランコ…
近くのスーパーに夕食の材料を買い出しに。 夕食のメインはブリの塩焼きと決め、翌日の朝のクリームコロッケとオマケにブタ肉と惣菜パックなども仕込む。 家に帰って来ると老母が手伝いたい一心で皮むきしたナスの乱切りと水洗いした小量のチンゲン菜がある…
過去には戻れない。人生の遣り直しはできない。 過去は共有した時間の記憶、それは苦楽の連鎖だから、悲しいことだけ振り返れば心身を損ない、楽しい思い出に耽っては時間を浪費する。 時間に逆って過去の扉を開けるのはほどほどにしよう。 人生は思い通りに…
実り(とうもろこし)7月
ホタル蛾が道案内する田舎道 寺の裏門への細い路地を歩いていると、何処からとも無くホタル蛾が飛んで来て、黒地に目立つ白い帯をひらめかせながら、私の前をフラフラッと舞い飛びながら、裏門まで導いてくれるようであった。 *「道案内する」は「みちあな…
草苅に出会いし蜜柑深みどり 草苅をしていて、ふと首を上げると目の前の蜜柑の木に小さな実が幾つもついていて、その緑の濃さの中の秘められた生命力に目を奪われるのである。
いつもと変わらず、ぱっと心華やぐものを感じない。 では、見方を変えるか、見る場所を変えるか、現実逃避するか。 いや、日常の中、特に人の内面の細やかな美しさや優しさや清々しさや勇敢さに気付くべきだ。 一人ひとりの生活の何処かに素晴らしさがあるか…
都市に住む者は何かを失っている。 大きな河原に出て見よう。 失ったものをそこですべて得ることができるだろう。 大きなパノラマ風景 蛇行する川、水の輝き、ざわめく水音 堤防をおおう緑 足元の無数の石ころ たくさんのものが君を迎えて君の回復を助けてく…
夏の蔦着ぐるみのごと倉隠し 夏の蔦の鮮やかな緑の葉が、まるで着ぐるみを纏っているかのように、倉庫を覆い隠してしまっている。
夏の陽や川面をぎらり睨みけり 夏の強烈な太陽がぎらりと川面を睨むように射すと、一瞬の美しい反射と陰影に見せられてしまいます。
100万円を副業の元手として考えて見ます。 それでは、いくら稼いだら成功でしょうか。 1時間当たりの最低賃金をざっくり1000円としましょう。 週休2日で年52週、年休10日、休日10日として、240日労働日で、1日1時間を副業に当てると年労働時間は240時間にな…
にわか雨にずぶ濡れ憂鬱忘る 傘をさして出ると突然にわか雨に変わり、道一面が水しぶきで真白に、風で横殴りに雨がかかる。傘をかぶるようにして身を守るも、ズボンの裾も靴の中もずぶ濡れである。しかし雨と風に気を取られて暗い気分はどこへやらであった。…
ムクゲの花(6月)
水無月夜母釜のぞく亡夫が為 水無月のむし暑い夜に母に起こされ、考えてみたけれどもう一人いなかったかと問うのである。どうしたのか聞くと、炊飯器をのぞいて見て、今は亡き夫の御飯が足りるか心配したらしい。 今週のお題「575」
公園の紫陽花(6月)
山ごぼうの花と蜂(6月)
サン・テグジュペリの「人間の土地」という本を読んだことがある。 私はこの小品の中に素晴らしい宝物のような一節を掘り出すことができた。 人間の土地 (新潮文庫 サー1-2 新潮文庫) [ サン=テグジュペリ ]価格: 649 円楽天で詳細を見る 「彼もまた、彼…
われ青しとうもろこしに追い付かれ 自分は一向に人間として成長できない青二才なのに、青々と勢い良く伸びるとうもろこしは背丈ほどに育って追い付き追い越そうとしている。 とうもろこしに負けずに頑張って生きて行きます。 今週のお題「575」
そうめんはスーパーのプライベートブランドで十分です。 1人2束くらいを多目の熱湯で茹でたら一気に冷やしましょう。(茹で時間は包装に書いてある時間が一番) 冷蔵庫の氷があれば氷水にくぐらせます。氷がなければ、1.8Lのペットボトルに水を詰め冷蔵庫に入…
単身赴任の仮住まいの小部屋でiPhone単体を鳴らすが、物足りない。 もっと音楽が欲しい! 仮住まいに見合った、小さな小さなステレオセットを揃えることにした。 先ずスピーカー。自宅にあるアンソニーギャロのMICRO SATELLITEを持ち出した。(昔、店頭在庫特…