friendship2100’s diary

体験したこと実感したことから発信します。情報の真実性・信頼性の確保に努めます。

iPhone8から古いMacへ写真読み込めない問題の結末

10月24日、id:PeKeさんの「iPhone写真のファイル形式「HEIC」は、サポートされないって出るから変換方法をまとめとく。」の投稿を見て、私が9月19日と23日に投稿した標題のケースについて結末をつけておかないといけないと思いました。

そこで本日25日に、再びアップルサポートの支援を受けて結論を得るよう努めた結果は次の通りです。

 

〈作業経過〉

  1. アップルのサポートを受ける前に、iPhone8から2010年版MacBook Proへの写真の取り込みを試して見ます。するとHEICの写真1枚を「1個の選択項目を読み込む」のクリックで読み込むことができました。この時「読み込み後に項目を削除」のチェクは入れませんでした。
  2. 上記1.の写真1枚の読み込みをもう1回試して成功した後、今度は3枚の読み込みを試すのですが、この時は「読み込み後に項目を削除」にチェックを入れました。するとエラーになってしまい読み込めませんでした。この時のエラー表示は覚えていません、
  3. そこで「すべての新しい写真を読み込む」をクリックして見ました。すると755枚の新しい写真のうち16枚だけが読み込まれて、残り739枚はエラーとなり読み込まれませんでした。この時のエラー表示も覚えていません。
  4. 以後は、枚数にかかわらず、「◯項目を読み込めません この項目は、ファイルフォーマットを認識できないかファイルに有効なデータが含まれていないため・・・」と表示されるエラーとなってしまいます。
  5. ここでアップルサポートからの電話が入って、「そもそも最新のiOS16.0と古い2010年版MacBook AirmacOS High Sierra10.13.6)とでは互換性が完全には合わないので、こうしたエラーが出てしまいます。High Sierraのアップデートも可能性がありません。」とのことであり、また「同じ理由で2010年版MacではAirDropを使えず、iPhoneから写真データ送ることもできません。2011年版以降のMacであれば使えたのですが。」とのことでもありました。・・・9月23日の投稿ではアップデートに期待できると投稿をしていましたが訂正させていただきます。
  6. そこで、今後iPhoneで撮る写真のフォーマット形式をHEICからJPEGに変えたら読み込めるか試すこととし、そのフォーマット形式の変更方法を教わってサポートは終了しました。この方法は、iPhoneホーム画面から「設定」>「カメラ」>「フォーマット」と移って、「高効率」から「互換性優先」にチェックを入れ換えるだけです。これで新たに撮影した写真のフォーマットはJPEGとなりますが、変更以前の写真のフォーマットはHEICのままです。
  7. しかし、試して見ましたが、JPEGフォーマットで新たに撮影した写真も読み込めませんでした。
  8. ただ、この時偶然にもiOSの16.1へのアップデートがあることを知って、もしiPhoneに蓄積されたエラー要因があれば、一掃(リフレッシュ)される可能性があると思いました。
  9. アップデートが終わった後、Macの写真アプリを起動しiPhoneを接続し写真の読み込みに入るのですが、上記1.の「読み込み後に項目を削除」にチェックを入れないと読み込め、上記2.の「読み込み後に項目を削除」にチェックを入れるとエラーとなり読み込めないとの経験から、「読み込み後に項目を削除」にチェックを入れないで読み込みを試して見たら成功しました。
  10. 正確には、残っていたHEICフォーマットの写真739枚を「すべての新しい写真を読み込む」だけをクリックしたところ、途中読み込みがフリーズしたため284枚が読み込め、再起動後に残る455枚も読み込むことができました。
  11. なお、「読み込み後に項目を削除」にチェックを入れていないにもかかわらず、読み込み後に、Macの新しい写真のサムネイルは消えてしまうのですが、iPhoneの写真データは残っていました。
  12. 最後に、試し撮りをした「HEICフォーマットの写真」、『スクリーンショットPNGフォーマットの写真」、「JPEGフォーマットの写真」を用意して、9.の方法で「選択項目を読み込む」と「すべての新しい写真を読み込む」の両方の場合を試して見て、どちらも成功することを確認しました。

 

〈結論〉

iOSのアップデートでiPhone8がフレッシュな状態(エラー要因の記憶がない状態)の時に、2010年版MacBook Airの写真アプリを起動してiPhoneを接続し、「読み込み後に項目を削除」にチェックを入れないで、「選択項目を読み込む」又は「すべての新しい写真を読み込む」のいずれかをクリックして読み込めば、写真の読み込みは成功する。

 

〈推測〉

素人の私の推測ですが、上記11.「読み込み後に項目を削除」にチェックを入れていないにもかかわらず、読み込み後に、Macの新しい写真のサムネイルは消えてしまうのに、iPhoneの写真データは残っているということから、「読み込み後に項目を削除にチェックを入れなくてもMacの新しい写真のサムネイルのみを削除する誤動作」と「読み込み後に項目を削除にチェクを入れた場合にMacの新しい写真のサムネイルもiPhoneの写真データも両方削除する正規の動作」とが重複すると干渉してエラー要因を作ってしまうように思われます。

 

〈補足〉

  1. 上記は、現時点で、私のiPhone8(iOS16.1)と古い2010年版MacBook AirmacOS High Sierra10.13.6)で確認できた事象であり、他の機種や同機種でもOS等にアップデートがあった時でも同様であるとは限りません。
  2. 完全なテストには、「読み込み後に項目を削除」にチェックを入れて、iOS16.1でも写真が読み込めなくなるかを試さなければなりませんが、このエラーが出るとiPhoneの次のリフレッシュまで読み込めなくなってしまう可能性が高く怖くてできません。
  3. 古いMacのトラブルに付き合ってくださったアップルサポートの皆様には感謝しています。なお、前記9.の方法による写真読み込みの成功についてはアップルサポートに報告しております。